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八卦掌水式門さんのプロフィール

八卦掌水式門さんのプロフィール画像

中国拳法四大門派である「八卦掌」第6代であり、「八卦掌水式門」代表の水野義人です。 八卦掌は、清王朝末期に成立した、対多人数移動遊撃戦・弱者使用前提・単換掌理による生存第一を目的とした、護衛と護身の実戦拳法です。当門は、八卦掌成立当時のこれらの特徴のままに現代に伝える国内で数少ない八卦掌専門の伝統門道場となります。 伝統門ゆえに入門審査があり、原則18歳以上限定となっていますが、正式門下生には、その技法を誠実にお伝えします。志ある者の参加をおまちしております


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ニックネーム
八卦掌水式門

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電話番号

評価
0 0 0

性別
男性

登録日時
2023/05/18

居住区
愛知県刈谷市

職業
自営業



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スクール

八卦掌水式門サイト更新|新ページ『三十六歌訣21~攻撃に固執しない去り打ちと翻身旋理』公開

刈谷市
三十六歌訣の歌21を解説するページを新たにアップしました。 『三十六歌訣21~攻撃に固執しない去り打ちと翻身旋理』|http://nenkinkouza.com/baguazhang36/baguazhang36-21.html 歌21前半は、対多人数移動遊撃戦における、「生存」を第一に考えた「去り打ち」の仕方を通して、清朝末期成立当時の八卦掌の、攻防における原則を説いた歌訣内容となります。 「当てる」よりも「当たらない」ことを第一に考え、距離をとり我が身を守った昔日武術よりも一層「生存」に踏み込んだ、「攻撃すらも下がりながら行う」撤退戦の特徴を説いた内容となっています。 歌21後半は、清朝末式八卦掌における動作の土台的技法となる、股関節の畳み動作たる「翻身旋(ほんしんせん)」が、八卦掌攻防動作におけるすべてに含まれ、影響を及ぼしていることを説明しています。 対多人数移動遊撃戦における攻防動作を「出る・入る・進む・退く(ひく)」の4つとして、それらに翻身旋がどのような役割を果たしているかを、代表・水野が、昔日八卦掌の達人として明快に説明しています。 『三十六歌訣21~攻撃に固執しない去り打ちと翻身旋理』|http://nenkinkouza.com/baguazhang36/baguazhang36-21.html 『護衛護身武術「清朝末式八卦掌」国内唯一指導の八卦掌水式門』|http://nenkinkouza.com/
06/10
スクール

7/6(土)小矢部市開催『「清朝末式八卦掌」における護身技術練習会IN富山クロスランドおやべ』開催のお知らせ

小矢部市
かねてより周知のとおり、水式門Web上フリー講座『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」護身術』 の対面での練習会を、富山県小矢部市クロスランドおやべの交流ひろばにて開催します。 八卦掌水式門サイト内『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」護身術』学習者向け解説ぺージ|http://nenkinkouza.com/defense/woman-defense.html 『「清朝末式八卦掌」における護身技術練習会IN富山クロスランドおやべ』の詳細|http://nenkinkouza.com/workshop/renshuukai.html#section1 当日は、イベント開催によるクロスランドセンター内貸し切りと、移動遊撃戦指導のため、屋外交流ひろばでの開催となります。7月の高気温高湿度の時期での開催のため、各自熱中症対策をしてご参加ください。 【開催の趣旨~真の弱者向け護身術普及のために、囮護衛武術の護身技術を伝承のまま指導】 『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」護身術』において、対人練習によって理解すると技術上達に大きな効果を発揮する部分を重点的に指導します。 その部分は ◆八卦掌の最重要基本技・単換掌を素早く発出するための歩き方 ◆移動遊撃戦における敵のかわし方 ◆斜め後方スライド撤退戦対敵身法の実際の使い方 ◆斜め後方スライドをより洗練させるための、脚の運用方法(翻身旋理・刀裏背走理) となります。 攻撃すらも後方スライドしながら打つことによって、敵の攻撃に「当たらないこと」を最善とし、生存の可能性を見い出す、動乱期清王朝末期に誕生した、弱者使用前提の護衛武術が、八卦掌です。 成立当時の八卦掌(弊門では「清朝末式八卦掌」と呼ぶ)は、使用する人間の想定を宦官(かんがん※去勢され宮中内で雑役を行う男性官吏)・女官とし、一定時間移動遊撃戦で敵の攻撃をかわし生存することで時間稼ぎをして囮(おとり)となって囮護衛を実行できるように技術体系が組まれた護衛武術となります。 八卦掌水式門は、八卦掌歴38年の八卦掌マスター・水野義人の主宰する八卦掌専門の伝統門道場です。 その技法は、時に敵の命を脅かすものも含まれるため、指導対象は、仮入門期間を経た正式門弟のみとなります。 富山は八卦掌水式門の発祥地であり、かつ北陸地方の本拠点でもあるため、定期的に、正式門弟以外の一般の方向けに、原初のままの八卦掌の技法による護身技術を対面指導します(※愛知県でも開催中)。 成立当時の八卦掌は、現在日本国内外で普及している近代格闘術八卦掌と違い、弱者使用前提・対多人数想定・対強者想定・対武器想定であるため、徹底した移動遊撃戦による「生存第一」の理念で全技術・全戦闘理論が構成されています。 ・弱者が強者相手に、生存の可能性を生じさせる戦い方とはどのようなものか? ・弱者でも命を守ることができる技法として、昔日ではどのような方法を考えたのか? ・弱い自分でも、自分の命と安全だけは守りたい そのように考える方は、7月6日(土)の講習会にて、清朝末期の護衛武術の精華を学んでください。 【開催日・開催時間】 2024年7月6日(土):10時00分~13時00分 ※13時~より変更 【開催場所】 富山県小矢部市 クロスランドおやべ 交流ひろば ※小雨決行。大雨時は中止。開始2時間前までに、メールにて連絡します。 【講習会のタイムスケジュール】 ・基本姿勢走圏・対敵イメージ走圏 ・斜め後方スライド身法 ・指導者と行う、対人想定練習 【参加人数】 先着定員10名まで 【受講料について】 ◆受講代金 4,400円(税込) 当金額を当日の練習開始前に、必ずお釣りのない形で現金で、水野にお支払いください。 ◆受講料についての注意事項 ※必ず申しこむ前に、後述する「キャンセルポリシー」をお読みください。 事前にお申し込みいただいても、講習会開始前までに受講代金をお支払いいただけない場合、例外なく指導いたしませんのでご了承ください。 【応募締切日】 2024年7月3日(水) ※事前連絡参加者がいない場合は、講習会は開催しません。参加希望者は必ず事前にご連絡ください。 ※当日に、キャンセルメールをいれず欠席されました申込者様は、次回以降の水式門活動への参加はお断りさせていただきます。 【参加資格】 中学生以上の男女で、清朝末式八卦掌を真摯に学びたい方。 【参加に際しての注意事項】 ・7月の高気温高湿度の時期での開催のため、各自熱中症対策をしてご参加ください。 ・公園内での開催となるため、模造刀・木刀の使用はできません。弊門にて、スポンジ棒を用意いたしますので、そちらをご使用ください。 ・当練習会に参加するに際しては、募集期間中における事前の申し込みと支払期日までの受講料のお支払いが必要となります。支払期日を過ぎても支払を確認できない場合、例外なくキャンセルとして扱わせていただきます。 ・真摯に学ぶ姿勢の参加者を求めます。指導者の指示に従わない者は、それ以後指導せず、帰宅していただきます。 ・参加できなくなりましたら事前にメールにてご連絡ください。連絡無しでキャンセルした方は、今後の水式門の活動への申込みはお断りさせていただきます。 ・発熱・体調不良・心身故障中の状態の中での無理な参加は、受講生の安全な受講に配慮する立場からお断りしています。 ・一般参加者の学習環境配慮と技法のいたずらな漏えいを防ぐため、保護者・知人・親族等による見学行為は例外なくお断りしています。 ・本講習は、有料の特別指導であるため、見学目的・無料体験目的での参加はお断りします。 ・当講習会内容では、実際に参加者同士が手を交える対人練習が行われますが、屋外で開催するため、マスクの着用は義務としません。気になる方は、各自マスク着用での参加をお願いします。 『「清朝末式八卦掌」における護身技術練習会IN富山クロスランドおやべ』の詳細|http://nenkinkouza.com/workshop/renshuukai.html#section1 参加申込フォーム|https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfUFWrcfGO5bh9c-XLsoz3ToBr0rCeGbU2Up93DzAkFdSRjyw/viewform 八卦掌水式門サイト内『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」護身術』学習者向け解説ぺージ|http://nenkinkouza.com/defense/woman-defense.html
06/05
スクール

八卦掌水式門ブログ更新|『生徒集め目当ての護身術化をしてない純な護衛武術「清朝末式八卦掌」』

刈谷市
八卦掌水式門ブログに新着記事『生徒集め目当ての護身術化をしてない純な護衛武術「清朝末式八卦掌」』を掲載しました。 生徒集め目当ての護身術化をしてない純な護衛武術「清朝末式八卦掌」|http://nenkinkouza.com/weblog/?p=805 以下本分・・・ 清朝末期成立当時のままの転掌と言われていた頃の八卦掌(以下「清朝末式八卦掌」と呼ぶ)は、単なる護衛武術である。 八卦掌が説明される時、女性向けの護身術と言われたり、最も真伝を得るのが難しい高級内家拳と言われたり、変幻自在の神秘の拳法、などと言われているが、原初スタイルの八卦掌は、単なる護衛武術である。 自分は、近代格闘術化した八卦掌である梁振圃伝八卦掌の指導許可を得たが、ある程度の段階まで上がっても、勝ったり負けたりはあるな、と感じ、不安だった。その不安を払拭するための、神秘的な攻防技法・理論(螺旋をひんぱんに使った変則攻撃・八卦陰陽理論など)も実際に使ってみたが(使っている余裕がないほど力と速さで押し切られ)無理を感じ、実行できないと痛感した。 つまり、近代格闘術八卦掌は、女性向けのものでは到底なかった。武術経験のある屈強な男性向け、もしくは体格・筋力のある若い男性向けの武術である。 映画や演武大会で、女性が優美に流れるように演じ戦う映像を見つづけ、かつ各道場が「女性向け」と明確な理由を明示せずに発信するため、多くの人の中で八卦掌は「女性向け」「女性が使ってこそ」という認識が生まれた。 変則攻撃や斜めに移動して技を発出するも、女性向け、と言われる原因となっている。しかし、これらの攻防技術だけでは、身体的資源弱者に有利さを生み出さない・・・続きは以下のリンクより 生徒集め目当ての護身術化をしてない純な護衛武術「清朝末式八卦掌」|http://nenkinkouza.com/weblog/?p=805 八卦掌水式門ホームぺージ|http://nenkinkouza.com/ 八卦掌水式門主催の講習会一覧|http://nenkinkouza.com/workshop/index.html
06/01
スクール

いじめ護身部|取り返すための技術解説「安定と素早さを手にするための歩き方・清朝末式ショウ泥歩」動画公開

刈谷市
いじめ護身部動画「安定と素早さを手にするための歩き方・清朝末式ショウ泥歩」を公開しました。 移動遊撃戦時において、すばやく、かつ路面状況に左右されない歩の進め方の決定版となります。 動画URL|https://www.youtube.com/watch?v=_3DDWMlW7uY いじめ護身部・取り返すための技術解説|http://nenkinkouza.com/standup/index.html#section2 講習会|https://nenkinkouza.com/workshop/renshuukai.html 着地は、足指付け根と土踏まずの間の、盛り上がった部分で行います。盛り上がり部分で、地面にスタンプを押すかのように、歩を刻んでいきます。これこそショウ泥歩。 慣れないうちは、大変な違和感を感じますが、繰り返すことで無意識に、足裏前方部分で立つことができるようになります 八卦三十六歌訣・「歌1」で説く「地面をひっかくように着地する(抓地牢・そうちろう)」は、足を手前に少し引きながら着底させるつもりで着地することです このポイントを守ることで、居着くのを避けるとともに、足場の悪い場所(整理されてない地面・滑りやすい地面)でのバランスの崩れを最小限に抑えるができます。 速く歩く練習において、つま先着底後、かかとが着く瞬間に後ろ足を上げること意識すると、「かかとに体重が乗りかかとが軸となる」ステップがなくなり、テンポよく動くことができます。 近代演武のショウ泥歩とは全く異なる、昔ながらの歩き方を練習してほしい。 動画URL|https://www.youtube.com/watch?v=_3DDWMlW7uY いじめ護身部・取り返すための技術解説|http://nenkinkouza.com/standup/index.html#section2 講習会|https://nenkinkouza.com/workshop/renshuukai.html
05/28
スクール

八卦掌水式門サイト上フリー講座『最低限の時間で仕上げる女性護身術』公開のお知らせ

刈谷市
八卦掌水式門の女性護身術科(女性本科)にて、真に身を守ることができる女性護身術を求める方向けに、『最低限の時間で仕上げる女性護身術』を公開します。 『最低限の時間で仕上げる女性護身術』|http://nenkinkouza.com/defense/woman-defense.html 八卦掌水式門女性護身術科(女性本科)|http://nenkinkouza.com/defense/index.html いじめ護身部における学校内護身術の原型となった護身術となります。 学校内護身術が、対多人数想定であるのに対し、当該女性護身術は、「対一人・徹底した移動遊撃戦によって間合いを確保する非接触戦」を採用しています。 最低限ゆえ、複数人の暴漢から、大切な人を守るための前敵に対する奇襲電撃戦要素までは学習しません(※身法は、清末八卦掌ゆえ対多人数想定のもの)。 しかし、変質者や痴漢、ストーカーなどの被害に遭う際に最も想定される、対一人戦では、十分に役立つことでしょう。 とにかく、移動遊撃戦能力を徹底的に磨きます。 移動遊撃戦能力をもって、敵と接触を避け常に逆をつき追撃テンポをずらし、後退スライドで翻弄し、疲労し間合いが一気に開いた瞬間を見計らってキロメートル単位で離脱します。 八卦掌・・・特に八卦掌水式門で国内で唯一指導している、清朝末期頃成立当時の八卦掌は、派手な技は一切なく、敵を倒してもさほど目立たない地味な拳法ですが、地味でシンプルゆえ、真面目に練習をすれば、誰でも習得でき、大切な人・自分を守るための能力が身に付くのです。 『最低限の時間で仕上げる女性護身術』はシンプルで簡素、しかしその内容は、実戦的で冷酷な中国護身術・八卦掌そのものであるため、真剣に練習したなら、中国拳法のスタイル・思想すらも垣間見ることができるでしょう。 当ウェブ上講座にて、弱者が現実的な技術で身を守るための身法を身につけることができます。 最低限の時間で仕上げる女性護身術の原型、「清朝末式八卦掌」を学びたい方には、講習会や女性護身術科・護身術通信講座科を利用するのも良いでしょう。 弊門で修行し修了した門人は、八卦掌の正式伝承者となり、先生として多くの可能性を生みだすことでしょう。 『最低限の時間で仕上げる女性護身術』|http://nenkinkouza.com/defense/woman-defense.html 八卦掌水式門女性護身術科(女性本科)|http://nenkinkouza.com/defense/index.html 護身術通信講座科|http://nenkinkouza.com/tuushinkouza/tuushin-defense.html
05/28
スクール

八卦掌水式門サイト新ページ『単換刀で学ぶ清朝末式八卦掌原点術理|翻身旋理と刀裏背走理』追加のお知らせ

刈谷市
八卦掌水式門指導部です。 弊門サイトの『清朝末式八卦掌全伝|対多人数強者戦想定の遊撃戦護衛護身術』カテゴリ―内に、新ページ『単換刀で学ぶ清朝末式八卦掌原点術理|翻身旋理と刀裏背走理』を追加しました。 ◆清朝末式八卦掌全伝|http://nenkinkouza.com/training/index.html ◆単換刀で学ぶ清朝末式八卦掌原点術理|http://nenkinkouza.com/training/theory-tankantou.html 『清朝末式八卦掌全伝|対多人数強者戦想定の遊撃戦護衛護身術』カテゴリ―では、清朝末式八卦掌に貫かれている術理・身法・発力(発勁)法について解説をします。 とりあえず独学で学ばざるを得ない状況の方向けに、初歩の段階で学ぶものを解説しております。 初歩段階後は、必ず、清朝末式八卦掌の術理を極めている先生に指導を仰いでください。 もし先生にも就いてないのであれば、八卦掌水式門のドアを叩いでください。 当ページでは、単換刀の型の動作解説はもちろん、単換刀にて学ぶ斜め後方スライド撤退戦対敵身法の土台となる、『翻身旋理』と『刀裏背走理』について徹底して解説をしてあります。 単換刀はシンプルなれど、練習する際に両理に対して注意点を払って練習する必要があります ◆清朝末式八卦掌全伝|http://nenkinkouza.com/training/index.html ◆単換刀で学ぶ清朝末式八卦掌原点術理|http://nenkinkouza.com/training/theory-tankantou.html
05/25
スクール

刀の背を我の背中に向け続け八卦掌を理解せよ|八卦掌水式門代表、門発祥地で八卦掌を語る10

氷見市
清朝末期成立当時のままの八卦掌(以下「清朝末式八卦掌」)を理解するための好材料は、やはり「単換刀」である。そう言うには当然、確固たる理由がある。 八卦掌の中核技法として、サイト上で詳しく「大事だ、大事だ」と言って何度も説明している「斜め後方スライド撤退戦」の土台となる、「翻身旋」理と「刀裏背走」理を学ぶことができるからだ。 単換刀youtubeチャンネル動画|https://youtu.be/yii9IGQDA24 「翻身旋」理は、推磨式基本功にて説明しているから、おおよその想像はつくだろう。 では「刀裏背走」理について説明したい。 具体的に言えば、片刃の刀における刃の付いてない部分(刀背・刀裏)を、自身の背中に向けて移動する、ことである。 自分の背中に刀裏を向けて移動し続ければ、刃のついている方向が、常に敵に向けられることになる。 昔日の転掌(八卦掌の昔の名前)刀術は、このように前を見ながら自身の背中越しに刀を振って、勢いを落とさないで敵集団の外面を駆け抜けて生存をはかっていたのだ。 このように書くと、刀の背を自身の背に向け続けること、が重要だと思うかもしれないが、そうではない。 刀裏を自身の背中に向け続けて移動するには、刀を操る手の軌道を、身体軸から極力離さずに、身体にからめるようにしなければならない。その点が「刀裏背走」理のポイントなのである。 末節部分たる手を、身体軸に添わせることで、手を身体から伸ばしている時は効率よく身体転身と移動を可能とし、伸ばしていないときは、意識の中で効率の良い身体転身のいいイメージを持ちやすくする。 遊身大刀は、重たく、取り回しにくい長い棒を扱うための重要技法練習である。 遊身大刀を理解し、自在に長棒を扱うには、やはりこの両理が大事である。そして、「刀裏背走」理を最も意識して練習しやすいのは、この遊身大刀術練習なのである。 だから必ず、両理が理解し始めた頃、掌継人課程において、学ぶのである。 いきなり八母掌や老八掌の単換掌に取り組むより、単換刀でじっくり、両理を学び、後退スライドにつなげ、そのうえで単換掌(の術理)を徹底的に磨く。 「翻身旋」理と「刀裏背走」理を理解せずして、他の型、たとえば六十四掌や新換掌に取り組むなど問題外である。 いずれ公開したいが、「刀裏背走」理は技術的要素も多いため、対人指導が必須である。 代継門人レベルの練習蓄積量が必要である。 小手先の技法によらない、真の八卦掌を理解したい者は、単換刀を習いに、氷見に来てほしい。 北陸富山本科|http://nenkinkouza.com/baguazhang-class-toyama/index.html 最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術|http://nenkinkouza.com/defense/woman-defense.html 遠隔地生部「護身術通信講座科」|http://nenkinkouza.com/tuushinkouza/tuushin-defense.html
05/25
スクール

八卦掌水式門ブログ更新|『八卦六十四掌を練るより、単換刀を練る先に生存がある』掲載

刈谷市
八卦掌水式門指導部です。 新着記事『八卦六十四掌を練るより、単換刀を練る先に生存がある』を掲載しました。 『八卦六十四掌を練るより、単換刀を練る先に生存がある』|http://nenkinkouza.com/weblog/?p=682 清朝末期成立当時の「転掌」(のちの八卦掌)の原点となった、シンプルな刀術が、単換刀であります。 代表が教わった先生は、この単式型が「単換掌」の原点となったとおっしゃっておられました。 以下本文・・・・ 「八卦六十四掌」はいらない。六十四掌を知らなくても、問題なく実戦で生き残ることができる。これは確信である。 六十四掌は、取るに足らない技法ではない。時の名拳士が創った型である。だからといって、この技法を知らなければ、八卦掌が極められない、などということはないのだ。 そして、この技法を知らなければ護身が果たせない、ということもないのだ。 よってやらなくていい。ゆえに水式門では指導してない(※これは私の師匠の指導方針でもあった)。 異世界忍者漫画の影響で、やたらと有名な八卦六十四掌である。漫画の六十四掌は、全く別物で八卦掌にも関係ないフィクションである。しかし習いたがる人間が多い。 「それは指導してないぞ」というと、残念がってこない・・・・(続きは以下のリンクより) 『八卦六十四掌を練るより、単換刀を練る先に生存がある』|http://nenkinkouza.com/weblog/?p=682
05/18
スクール

逆転の発想「斬る」を見切り「ぶつける」技で生存を果たす|八卦掌水式門代表、門発祥地で八卦掌を語る9

氷見市
逆転の発想で護衛護身武術を八卦掌を極め、現代における護身を果たす。 今回は、刀術について考えてみたい。 北陸富山本科|http://nenkinkouza.com/baguazhang-class-toyama/index.html 最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術|http://nenkinkouza.com/defense/woman-defense.html 遠隔地生部「護身術通信講座科」|http://nenkinkouza.com/tuushinkouza/tuushin-defense.html 私は、常日頃から疑問に思っていた。刀術だからといって、「斬る」ことに現代もこだわらないといけないのか? なぜなら、現代(特に日本)では刀など持ち歩くことができないからだ。刃がついてない模造刀であっても持ち歩けないのである。 武士は常に、刀を持ち歩き、かつ、いつでも抜けるように腰に差していたので、剣術を練習する意味があった。裏を返せば、帯刀を許されなかった庶民にとって、剣術など、いざという時に役立たない無用のものであった。 例えば、庶民が襲われた時、ありえない話であるが、何らかの理由でその場に日本刀が転がっていたとしても、日頃扱ってない(練習してない)から、意味が無いのだ。 慣れないのに真剣など使用したら、自分を斬ってしまうのがオチである。 私は自分で技術体系を編み出す過程で、まず長年引っかかっていた、「斬る」技術をなんとか処理しようと考えた。これから先、いくら社会情勢が変化しようとも、刀を庶民が持つことができる時代は来ないだろうと考えたからだ(海外では不明)。 そして「斬る」よりも「斬られない」ことを目指した。暴漢は、法律で禁じられても持つ。刃物で襲われることは、十分想定できる。「斬られない」ために、刀を棒で防ぎ、生還することを目指した。 「斬られない」ための技術は八卦刀術なのに、「斬る」をあてにしない。「斬る」をしないなら、その分、八卦刀術の他の攻撃技法「ぶつける」をメインにしようと考えた。 「ぶつける」だけにするなら、不利なのでは? ぶつけるために、重く、長い物を振り回す。長くなくてもよい。遠心力がかかるものを、身体操作(移動)で自在に操り、自分は重たい物の柄の付近にとどまり、自分と敵の刃物との間に、重たい物の先を常に回し続けて刃物の到達を妨害し、防御・攻撃する。 「斬る」だと、刀(刃物)が必要であるし、所持が法律違反なので、多くの不安が残る。しかし重たい棒であれば、そこら辺に転がっているし、使う際に手にするだけなので、法律を犯すリスクもないのだ。 つまり「斬る」手段に見切ることの代わりに、「ぶつける」ことで身を守ることに意識を集中させることで、法律を犯してないという安心感と、その時の環境を味方につける現場対応力・事前準備をするモチベーションを得るのである。 護身術は、事前の準備が必要である。事前の準備には、当然「練習」も含まれる。練習と同じくらい、実際に使うことが想定される場面で、自分が持っている物で何が一番確率が高いか?もしくはどの「物」であれば、いつも持っていられて、かつ有事に身を守る道具に流用できるか、を考えるのである。 持ち歩くことができる道具と、自分の生活環境の中で「これならいざという時流用できる」と想定できる道具を特定し、それらは間違いなく「刃物」でなく「斬る」攻撃ができないのだから、それらの物で「ぶつける」技法を磨くのだ。 私の場合、自前のシャッターフック棒であったり、細長い径の小さい水筒であったり、長めの降りたたたみ傘であったりする。 私の環境の中で振り回すことができる物は、物干しざおであったり、シャッターフック棒であったり、カバンであったり、工事現場にある進入停止バーなど。 それらは「斬る」ことはできないが、「ぶつける」攻撃に流用できる。ならば、それら「ぶつける」ための武器でない物を使って、「ぶつける」攻撃ができる事前の練習を徹底的に実行ことで、「ぶつける」攻撃と心中するのである。 刀は現代で使うことができない→ざという時護身の技術となり得ない→「斬る」型は見切りをつけ、『ぶつける』技法を磨く という逆転の発想で、大切な人を守って欲しい。 北陸富山本科|http://nenkinkouza.com/baguazhang-class-toyama/index.html 最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術|http://nenkinkouza.com/defense/woman-defense.html 遠隔地生部「護身術通信講座科」|http://nenkinkouza.com/tuushinkouza/tuushin-defense.html
05/18
スクール

八卦掌水式門サイト新ページ追加|『清朝末式八卦掌戦闘理論~勢で護身し囮護衛する宮中内護衛術』掲載

刈谷市
八卦掌水式門ホームぺージに新ページ『清朝末式八卦掌戦闘理論~勢で護身し囮護衛する宮中内護衛術』を追加しました。 『清朝末式八卦掌戦闘理論~勢で護身し囮護衛する宮中内護衛術』|http://nenkinkouza.com/training/theory-battle.html 『清朝末式八卦掌全伝』|http://nenkinkouza.com/training/index.html 清朝末期成立当時スタイルの八卦掌(以下「清朝末式八卦掌」と呼ぶ)で最も大事なことは、「勢(せい)」の維持となります。 「勢」とは、移動速度を持続可能な限度で速くし、高い移動推進力を保った状態のこと。八卦掌が八卦掌という武術として、掲げた目的を果たすための唯一無二の要素となります。 つまり、八卦掌は「勢」の武術と言えるのです。 「勢」無くして、成立当時の目的である「対多人数・対強者・対武器」戦を、一定時間生存することができません。 一定時間生存できなければ、八卦掌で王族や王族の寵愛を受ける寵姫を守ることはできず、八卦掌が清朝宮中内で宦官・女官の使用する護衛武術として採用されず、中国四大門派と言われるまで中国国内で広まることはありませんでした。 現代では多くの道場・指導者がそれぞれの立場で「八卦掌は○○が大事」と語っています。そこで多く取り上げられるのが「螺旋」や「変則攻撃」・「変幻自在の歩法」などです。 しかしこれらは、清朝末期成立当時の原初八卦掌では重要なものとなりません。 「螺旋」などの、敵の手元で対処するような要素は、移動遊撃戦スタイルを捨て、対一人・強者使用前提・他流試合想定の近代格闘術八卦掌となっていく過程で重要とされた要素となります。 本ぺージでは、清朝末式八卦掌における最重要要素たる「勢」を維持する方法の視点、「勢」を利用して対多人数・対強者・対武器戦において生存の可能性を生じさせるかの視点、「勢」が護衛武術として欠かすことができないのはなぜかの視点で、戦闘理論を説明していきます。 『清朝末式八卦掌戦闘理論~勢で護身し囮護衛する宮中内護衛術』|http://nenkinkouza.com/training/theory-battle.html 『清朝末式八卦掌全伝』|http://nenkinkouza.com/training/index.html
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