紙ってどうやってできるの?一年間で、原材料を育てるところから始める、超コアな体験です。 https://www.kamishigotosousei.com/和紙は何からできているかご存じですか?例えばパンは一般的に小麦粉からできています。その小麦はどういう植物ですか?いつ収穫してどのように小麦粉になるのでしょう。そしてパンはその小麦粉をどう使って、他になにを使って、できあがるのでしょう。そんな風に、「和紙のもと」が何で、どのような過程があって「和紙」になるのかということを実際の作業を通して知る、一年間のプログラムになっています。お申込みは、「紙しごと双清」ホームページから。 https://www.kamishigotosousei.com/東京の西、あきる野市。周囲を山に囲まれた環境で、私は紙のしごとをしています。紙を漉くこと=「紙漉き」は、昔は特別な職業ではなく農閑期などに行われるごく当たり前の「生業」でした。本来、和紙の産地内では原材料生産と紙漉きとは分業制で成り立っていました。山や畑から刈ってきた原材料の楮(こうぞ)や三椏(みつまた)を、乾燥した皮の状態にして提供するしごとと、それを煮て紙にするしごと。現在では全国でも多くはない紙漉きですが、それ以上に少なくなってしまったのが、「原材料生産」。生活の中で使われる和紙の需要が減るにつれ原材料加工に携わる人が減り、現在、日本で紙漉きに使われている楮の多くは外国産です。私は、あきる野に自生している楮を整備し、また植栽もし、全国の紙漉きでも少数派ですが楮の栽培から紙漉きまでを一貫して行っています。東京の里山で、四季折々を感じながら、畑から紙ができるまでを体験しませんか?<楮のこと>桑の仲間で、都心の公園や線路脇などで見かけることもあります。何もしなければ大木になりますが、紙にするには毎年刈取ります。とにかく生命力にあふれています。一年を通して成長を見守ると、手をかけたらかけただけ応えてくれて、春先の細さが嘘のように長く太くなります。そして、絹のように美しい。これはちりよりが一番そう感じる工程ですが、今まで数えきれないほどちりよりしてきたのに、毎回、なんて美しいのだろうと感じます。しなやかな強さがあり、それはまさに楮の紙の特徴です。<講座の一年間の流れ>講座は全6回。一年間を通して、楮の手入れから収穫、和紙づくりまでを体験していただけます。6回の講座の日程は基本的に日曜日、メンバー間で相談の上、決定します。都合が合わない場合は、別日に調整して来ていただくことも可能です(私は講座以外の日にも同様の作業をしているので)。なるべく、全6回、すべての工程を体験していただきたいと思っていますが、単発の参加も設定します。定員は5名とします。年間で出たいけど日曜は都合が悪いという方はご相談ください。第1回 4月25日 ガイダンス・株立て・草刈り第2回 6月 かず引き・間引き・芽かき・草刈り 第3回 9月 芽かき・草刈り第4回 12月 刈取り・蒸し剥ぎ第5回 2月 かず引き・煮熟・ちりより第6回 3月 叩解・紙漉き・干し・まとめ詳しくは、「紙しごと双清」ホームページからご確認ください。 https://www.kamishigotosousei.com/
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