八卦掌水式門指導部です。水式門ブログに新着記事『八卦掌は「勢」の武術である~勢で護身し、護衛を果たす』を掲載しました。5月18日の講習会に合わせて、清朝末式八卦掌が、清朝末式八卦掌であるために最も大切な要素である「勢(せい)」について、大事な理由を明快に示しました。清朝末期成立当時の八卦掌の武術的目的と、囮(おとり)護衛術たる八卦掌の現実、そして悲壮な戦闘方法についても言及してあるので、本来のスタイルたる護衛護身武術スタイルの八卦掌に興味のある方はご覧ください。新着記事『八卦掌は「勢」の武術である~勢で護身し、護衛を果たす』| http://nenkinkouza.com/weblog/?p=768以下本文・・・・・・・八卦掌は勢(せい)の武術である。螺旋や変則攻撃が重要なのではない。「勢」とは、速さを伴って、高い移動推進力で、進み続けること。また、その勢い。孫子の兵法では、一篇使ってまるまる勢の重要性を説くくらい、古来より中国兵法・軍隊戦術などで重宝されている。八卦掌という武術の目的は、対多人数・対強者・対武器の圧倒的不利な状況でも、一定時間我が身を守って囮(おとり)となり、守るべき人(清朝王族・王族寵姫)を守る、というもの。そして使用者は、あくまで宦官や女官であることを想定していた。去勢(きょせい)された男性官吏たる宦官(かんがん)は、身分が低く、ともすれば蔑視の対象であった。古来より中国では、ひげを生やす習慣があった。それは、宦官と間違われたくなかったから、という理由もあった。支配階級民族からすれば、宦官の命なんぞ、軽いものである。変わりはいくらでもいる。かたや宦官となった者は、後宮内で立身出世をすれば、低い身分から一発逆転をすることすらできる。逆転できないにしても、宮仕えをしている期間中は、食にありつける。太平天国の争乱期は、庶民を含め多くの命が奪われた動乱の時代。宦官にならず庶民として暮らしていても、いつ何時命を奪われるかわからない時代。そこで一部の者は、宦官になることも考える。宮中内で、何かしらの形で名誉・肩書を得れば、後の生活も保証される。護衛の渦中で我が身の命が奪われたとしても、大きな栄誉をたまわり、後に残された家族が生活を保証されるかもしれない・・・・・続きは以下のリンクより新着記事『八卦掌は「勢」の武術である~勢で護身し、護衛を果たす』| http://nenkinkouza.com/weblog/?p=768募集受付中の講習会情報| http://nenkinkouza.com/workshop/renshuukai.html講習会参加申込フォーム| https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfUFWrcfGO5bh9c-XLsoz3ToBr0rCeGbU2Up93DzAkFdSRjyw/viewform愛知本科| http://nenkinkouza.com/baguazhang-class/index.html北陸富山本科| http://nenkinkouza.com/baguazhang-class-toyama/index.html女性護身術科| http://nenkinkouza.com/defense/index.html
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